今年も登山できなかったなあ

 なぜ山に登るのか

 それはそこに

 温泉があるからです 

◆登山せず

 職場近くにも熊さんが出はじめ、何もわざわざこちらから熊さん側に行く必要もないなと思い今年も登山せず。登山は20年前から。当時勤めた小学校に6年駒ヶ岳登山という行事があったため。しかも、山頂のトイレや残雪状況を確認する登山もしていたので一週間に2回も。10年勤務で7年間、毎年子ども達は元気で、こっちは疲労感いっぱい。それはそうだ。引率する6年生は毎年同じ歳だし、こちとら下見登山含め2回目で尚且つ1つずつ歳を取ってる。麓の天気と山頂の天気はほぼ変わる。晴天の麓で眼下の田沢湖を眺めていた元気だった子どもが、途中雨に降られ息も絶え絶えヘトヘトになり山頂付近の霧深い阿弥陀池を発見した瞬間に放った言葉が…。「ここ田沢湖ですか?」だって。

◆登山三昧

 8年目の前年に御嶽山噴火によりこの行事は中止。御嶽山と駒ヶ岳の噴火レベルだったため。学校登山は終わったが、秋田駒ヶ岳、乳頭山、栗駒山、鳥海山等、その後自分登山は継続。ちなみに秋田県の最高峰は鳥海山でなく秋田駒ヶ岳で1637m(男女岳)。反対側に1623mの男岳。「イチローにーさん」と私は覚えていた。鳥海山の山頂は実は山形県。最高峰の秋田駒ヶ岳は実は一番登山は楽。8合目(1300m)までシャトルバス。正味337mの登山となり、山頂まで1時間ちょっと。だから小学生でも全然大丈夫。

◆登山はメンタル

 登山は体力は勿論だが、一番必要なのは心(ハート)の強さ。自分に足りないのがこのメンタル。「疲れたでしょう。休みな(悪魔)」「がんばって登ろうよ(天使)」「無理せずにやめちゃいな(悪魔)」「苦しんで登ってどうするの(悪魔)」「大丈夫あと少しだよ(天使)」「あと少しって言ってもまだまだあるよ(悪魔)」メンタルの弱い私はひたすら心の中でこの戦い。登りながら、頭上に、小さくて弱い天使と大きくて強い悪魔が飛び交っている。持論だがその点女性は強い…。座っている私に「もうちょっとだよ」と声をかけ、とても天使には見えない、まあ、元気な高齢のお姉さんたちがすいすい登っていく。私の得意なのは登りより断然下り。下りには悪魔が出てこない。それは下山後の楽しみが待っているから…。

◆温泉最高

 登山の楽しみは登りきった達成感もある、それよりも下山後の温泉。駒ヶ岳や乳頭山には乳頭温泉郷があり、黒湯、孫六、鶴の湯、休暇村乳頭温泉とよりどりみどり…。栗駒山には栗駒山荘があり、露天風呂が最高。乳白色の硫黄の香り漂う温泉は疲れ切っている体の癒やしには最高。

(人生の一滴)

 山はいつでも待っている

 あとは行くだけ