話す人と聴く人
どっちも満足することって
なかなかないよな
◆話を聴くこと
人の話をじっくり聴くのはあまり好きではない。話を聞いていなくてご指導を受けたことも多々ある。講演会とかは決まった時間で終わるのだが、いつ終わるか分からない挨拶などをじっと聞いているとどんどんイライラしてくる。3分で終わる話は聞いていられる。しかし、人によっては長い話をありがたく聞いていらっしゃる方もおられる。
◆やっぱり中身
短くても長くても内容が勿論大事。3分以内で話す人の話をうまいと思ってしまうのは、導入と中身、締め方がしっかりはっきりしていて分かりやすいからかもしれない。いつだったか導入で3分以上も話され、その後に「3つについて話します」と言われた途端聴く気が半減。ましてやようやく3つの話が終わったと思ったら、「もう一つ・・・」と付け加えられたものだから、「4点じゃないかよ」と怒りまで湧いてきたことがあった。
◆苦い思い出
原稿を準備していない人は長くなる傾向にある。原稿なしで一つの話題で会場に笑いが起きると調子に乗られるのかその話をどんどん盛ってどんどん長くなっていく。長くなると会場からヤジが飛んだり、そのヤジに拍手が起きたりする場面も見たことがあるが、それに怯むことなく話を続ける方の気持ちの強さに逆に感心する。ある宴会にて、乾杯前の挨拶が3名おり、その3名がことごとく長く話して、要した時間が1時間。大きい溜息やヤジらしき声も出される中、乾杯前に15分の休憩が入ったことを覚えている。
◆心掛け
話を聞いている側に自分がいることを想定し、自分の話は極力短くすることを心掛けている。「では乾杯のご発声を」と言われて、「皆さんお疲れ様です。え~と・・・、乾杯!」これはよく使う。5分程度になった原稿を、言葉を簡潔にし、より短く的確に伝えるようにすると3分に収まる。5分の話を聴くよりは、より聞きやすく分かりやすくなった3分の話の方が良いに決まっている。そもそも自分の話す内容が3分程度だったということなのだが。
◆笑いも大事
自分が心掛けているのが必ず聞いた側がクスッと笑える部分を取り入れること。久々に一堂に会する場面にて、「皆さんお久しぶりです。はなはだ簡単ではございますが乾杯の挨拶に代えさせていただきます。乾杯!」、「今日食べた朝食が何だったかをもう忘れていて、食べたか食べていないかも定かでない歳になってしまいました。でも皆さんとのことはなぜかよく覚えています。この記憶が確かなものかを互いに確かめたいものです。乾杯!」これでも十分に受ける。
長く話すと聞いてくれなくなる。長いと聞いている顔や態度が悪くなる。3つではなく1つだけ伝えると聞いてくれる。そういう学校現場に長くいたからかもしれない。
(人生の一滴)
一人がクスッと笑ってくれたら、それでいい
