素直に聞くと
上達する
当たり前のこと
◆学びの早さ
『経験の少ない初心者の方が素直に学び上達が早い」…先日、スケート教室を行いました。対象はスケート初心者の小学生たちです。スケート靴の履き方と紐の結び方から始まり、準備運動してからいよいよ初めてリンクに。恐る恐る両手で手すりにすがりそろそろ進み、マットに全員座ったらいよいよリンクでの講習の始まり。リンクにお尻をついてからマットに戻ったり、立った状態で足踏みをしたり、マットの周りを歩いたり、目標のマットまで歩いたりすることを繰り返すこと約1時間。全くの初心者がリンクの縦の長さを何回も繰り返し滑ることができるようになっていました。転んでもすぐ起き上がれます。指導の先生たちの指導スキルに感心すると共に、子ども達の学びの早さにも感動しました。
◆スキー修学旅行(1日目)
40年前、妙高高原スキー場にて修学旅行隊のスキーのインストラクターのバイトをしたことがあります。厳つい面々の九州の男子校でしたが、スキー経験は全くのゼロ。雪を見るのも初めて。最初の説明がスキー板とストックを持って、「こっちがスキー板でこっちがストックと言います」から始まるスキー講習会。スキーと靴のセットの仕方、ストックの持ち方、転んだ体勢からの起き上がり方、そして、限りなく平らに近いところからボーゲン、直進の仕方、止まり方、曲がり方等。日頃から素直な学生かどうかは知りませんが、ことスキーに関しては素直に学び、しっかり言われたことを行い、これが午後にはある程度の角度の斜面で滑ることができるようになるんです。ボーゲンですが…。それが1日目。
◆スキー修学旅行(2日目)
いよいよリフトに挑戦。平日なのでほぼ修学旅行生しかいません。初リフトはペアリフト。乗ったらバーを下ろす方式のリフト。しかし、手本となるべき前の人たちがいなかったので、先頭の本チームのリーダー的な存在の2人はどうしたかと言えば…。リフトに乗った後にバーを下ろさずに、手を伸ばしてぶら下がった状態に。勿論我らのリーダーがそうしたので後の面々もそれに倣います。一番最後のリフトに乗った私は、我がチームの全員が2人ずつ手を伸ばしてぶら下がった状態でリフトに乗っている不思議な光景を目にすることになります。降りた後に高校生はこう言いました。「先生、リフトって結構疲れるもんですね」閑話休題
◆スキー修学旅行(3日目)
3泊4日のスキー修学旅行では、全くの初心者だった高校生たちが最終日には好きなゲレンデを選び、リフトを利用して滑ることができるようになります。リフトのバーもしっかり下げて…。すばらしい修学旅行だなと思いました。
◆なぜ雪山に
ホテルの露天風呂で引率の先生に会った際、「なぜ九州からわざわざ新潟のスキー場まで来られるんですか」と聞いてみました。先生曰く、「まず他の学校の生徒と揉めることがない」「外に出ると死んでしまうのでホテル内で過ごしてくれる」「日頃全く先生の言うことを聞かない生徒もここに来れば素直に言うことを聞いてくれる」…だそうです。至極納得したことを覚えています。
(人生の一滴)
なぜそうなのか
それなりの理由がある


